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ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー / DISSIDIA 012 FINAL FANTASY スクウェア・エニックス 2011年3月3日 PSP(UMD.DL) 歴代FFシリーズのキャラ戦うACT(ドラマチック プログレッシブ アクション) ディシディア ファイナルファンタジーの続編ですが、時間軸的には前作の一つ前のコスモとカオスの戦いが描かれている ファイナルファンタジーXIIIのライトニングさんやファイナルファンタジーVII??のティファ・ロックハート等、登場キャラが増えている ディシディア デュオデシム プロログス ファイナルファンタジー 2011年1月18日 PSP(DL) 本編へとつながるオリジナルストーリーとバトルが楽しめるダウンロード専用タイトル 体験版的な感じ た行 ディシディア ファイナルファンタジー プレイステーションポータプル PR ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー - PSP
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タイトル 動画リンク コメント ディシディアの戦士たちが幻想入り 1852人目の幻想入り 作者 (21)オニール 動画リンク mylist/28822362 新作 一話 オープニング エンディング ノベル さらにpixivにてサイドストーリーを展開。 ぜひお立ち寄りくださいまし。 http //www.pixiv.net/series.php?id=116302 ひとこと まみむめも!ディシディアデュオデシムファイナルファンタジー(DDFF)の紙芝居形式の作品です。 このシリーズは秩序をつかさどるコスモスの戦士が幻想入りし、東方キャラとのロールプレイングを演じます。 コスモスの戦士の目的は元来より「元の世界に帰る」こと。 しかし、それを阻む存在…混沌の神カオスが率いる戦士がおり、「元の世界に帰る」ために「カオスと戦い、勝つ」ことを強いられている。 そして、コスモスと同様カオスの戦士たちも幻想入りし、幻想郷を我が物にしようと進行を始める。 かくして、この幻想郷でコスモスの戦士と幻想郷の住民の、カオスの戦士との壮大な戦いが繰り広げられる。 という感じで、ディシディアの世界の「秩序」と「混沌」の二柱の神の戦いを幻想郷を舞台にし、ディシディアの主要設定をメインにして展開していくマルチストーリーです。 私個人としてはこの作品のメインテーマは「異世界間の絆」としています。 ディシディアだけにバトルが多めで、コスモスVS東方の描写もありますが、互いに理解し協力し合い、幻想郷を守り抜く姿を色濃く描いていきます。 ※うp主は小学校の頃より奇形ギャグマンガを描いていたので、時折うp主の悪ふざけでキャラ崩壊やパロギャグかましたりしてしまいます。 そういった部分も(というか大半がコレw)ありますが、なごやんでも食べながらどうかまったりと観ていってくださいまし。 主人公 ウォーリア・オブ・ライト 【秩序を守る程度の能力】 博霊神社→湖→人里 通称WOL(イケメン)。 コスモスのリーダー。 幻想郷に来て以来、何故か光の力を使えず、剣で戦うしか術がない。 フリオニール 【あらゆる武器を熟練する程度の能力】 魔法の森→香霖堂 のばら。俺の代名詞。 あらゆる武器を使いこなす、熱い心を持った青年。 オニオンナイト 【賢く戦う程度の能力】 太陽の畑→香霖堂 知性に富んだ少年。 セシル・ハーヴィ 【闇と光を操る程度の能力】 三途の川→博霊神社→旧都→地霊殿 闇と光の力を持つ騎士。 気は優しく、押しに弱いがいざという時に凛々しく振る舞う。ジェクトとは犬猿の仲。 カイン・ハイウインド 【飛翔する程度の能力】 次元の狭間→無縁塚(戦死) 「ジャンプ」を得意とする竜騎士。 コスモスを裏切りカオスの戦士として幻想郷の人魂を集めている。 クラウド達を襲い、妖夢をさらいカオスに通じるスキマの前に着くが、クラウド刺し違え共に死を迎える。 バッツ・クラウザー 【モノマネをする程度の能力】 魔法の森→アリスの家→妖怪の山→守矢神社→間欠泉地下センター 世界を気ままに放浪する旅人。 器用で何でもこなすが技術のわりに頭が悪い。 ティナ・ブランフォード 【魔導を操る程度の能力】 命蓮寺→人里 人間と幻獣の間に生まれた少女。 過去に殺戮を犯したトラウマを持ち、自分の力を恐れている。 クラウド・ストライフ 【戦い続ける程度の能力】 白玉楼→冥界→無縁塚(戦死) 戦いの中を彷徨う戦士。 常に浮かない顔で、物事を悩んでばかりいる。 妖夢に幻想郷を案内してもらうが、人里へ向かう途中コスモスを裏切ったカインとの戦いで刺し違え、最期に妖夢にクリスタルの力と未来を託し、生涯続く戦いの道に幕を閉じた。 ティファ・ロックハート 【仲間を思いやる程度の能力】 間欠泉の洞穴→旧都→地霊殿 仲間を温かく見守るお姉さん肌。 その一方で、ピンチの時にヒーローが来ると信じるヒロイズムな面を持つ。 スコール・レオンハート 【ジャンクションする程度の能力】 迷いの竹林→永遠亭→人里 独りを好む孤高の獅子。 それとは裏腹に、仲間に振り回される節がある。 ラグナ・レウァール 【重火器を扱う程度の能力】 魔法の森→アリスの家→妖怪の山→守矢神社→間欠泉地下センター 妖精の存在を信じるほど無邪気な兵士。 極度の方向音痴で、漢字も全く読めない。 本作品では原作と全く関係のないポケモンを二匹、空耳ネタでクロスオーバーして所持している。 ペラップ(CV平田広明) 偵察担当だが、飼い主に似て方向音痴。 イシズマイ(CV小野賢章) 見張り担当。よく寝る。 ジタン・トライバル 【盗みを働く程度の能力】 紅魔館 変装も芝居もこなす盗賊団員。 好きな飲み物はコーラ。 紅魔館に忍び込むと、カオスの戦士とともにレミリアのゲームの駒になる。 皇帝、アルティミシアの撃退に成功する。 ティーダ 【ブリッツボールを蹴る程度の能力】 無名の丘→迷いの竹林→永遠亭→人里 名前で呼ばれもしない戦いの素人。 「ブリッツボール」というスポーツのエースで、体育会系なムードメーカー。 ユウナ 【幻獣を召喚する程度の能力】 賽の河原→博麗神社→旧都→地霊殿 胸から召喚獣をイジェクト(召喚)する情報参謀。 戦いの先に平和願い、覚悟を持っている。 シャントット 【絶対の魔力を誇る程度の能力】 地霊殿 神々の戦いの中、究極の魔法の研究をしていたタルタルの黒魔道士。 幻想郷に飛ばされたことで研究が台無しになり、ガブラスを恨んでいる。 プリッシュ 【忌み嫌われる程度の能力】 迷いの竹林→永遠亭→人里 大食らいな忌み子。 心を読むことで主にスコールに嫌われるも食に関しては恋人以上の意気投合っぷりを見せる。 ヴァン 【憧れを抱く程度の能力】 天界→人里 空を飛ぶことを夢見る空賊。 せっかく夢にまで見た天界(空)に来るも人の夢儚く地に落ちる… ライトニング 【雷鳴を轟かせる程度の能力】 人里 幻想入りした現実を信じ切れない「閃光」の異名を持ち重力を自在に操る高貴な女騎士。 里の住人をうっかり撃ってしまうほど軍人気質が強い里の雇われ教師。 やっぱり一番は… バンギラス ぜろいちに、おいにー。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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本項はPSP版を解説しています。同名のアーケード版はディシディア ファイナルファンタジー (AC)を参照。 ディシディア ファイナルファンタジー 【でぃしでぃあ ふぁいなるふぁんたじー】 ジャンル ドラマチック プログレッシブ アクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売・開発元 スクウェア・エニックス 発売日 2008年12月18日 定価 6,090円 廉価版 アルティメットヒッツ 2010年9月16日/2,940円 判定 良作 ポイント FFシリーズ初の本格的クロスオーバー作品各作品の主人公とラスボスが勢揃い激突する迫力「ブレイブ」システムによるFFらしい戦闘、美麗なFFらしい演出原作再現や偏りの排除にもソツが無い ファイナルファンタジーシリーズ 概要 特徴・評価点 賛否両論点 総評 その後の展開 余談 概要 『ファイナルファンタジー』(FF)シリーズ生誕20周年記念作品。『キングダム ハーツ』シリーズのスタッフが中心となって製作した。発売日は初代『ファイナルファンタジー』発売のちょうど21年後に設定されている(20周年記念作品であることから元々は発売日も2007年12月18日予定だったが、開発が追いつかなかった)。 FFシリーズでは初といっていい、ストーリーの付いた本格的なクロスオーバー作品。ジャンルはいわゆる対戦アクションにあたる。 後述する部分もあるが、FC・SFC時代のシリーズ作品はほぼこれが初のクロスオーバー出演にあたり、3Dで表現された事さえあまりないような作品も存在していた。加えて当作品の大半のスタッフが関わっている『キングダム ハーツII』ではキャラ改悪という経験もあったため、シリーズファン(特に古参)からは期待も不安も大きかった。 また、登場するFFキャラ全員を野村哲也氏がリファインするということや、あえてRPGではなくスクウェア・エニックスとしては実績が薄いアクションゲームとして製作したことから、発売前は賛否両論が激しかった。 しかし、発売後は丁寧な作り込みから評価を伸ばし、PSP向けの作品としては大ヒットとなった。 特徴・評価点 基本ルール 戦闘は1対1のタイマン勝負。先に相手のHPを0にした方の勝ちだが、それとは別にお互いに「ブレイブ」という数値を持っており、この数値がそのまま相手にHPダメージを与える際のダメージ値となる。HPにダメージを与える「HP攻撃」とは別に「ブレイブ攻撃」があり、ブレイブ攻撃を当てると相手のブレイブを奪って自分のブレイブに加算できる。……1行で書くとややこしくなるが、まずはお互いに「ブレイブ」という火力を奪い合い、十分に溜めて一気に相手を倒すことになる。 ブレイブ攻撃はヒットすると、相手のブレイブを自分のものへと吸収する。そして相手のブレイブを0にすると、相手を「BREAK(ブレイク)状態」にしたうえ、こちらはマップにプールされているブレイブを追加獲得できる。 BREAKされた側はブレイブが基本値まで回復する(BREAK中にブレイブ攻撃を当てても回復が早まるだけ)かHP攻撃を当てるまではブレイブ0として扱われる。見た目以上に不利になるので、いかに自分のブレイブを守りながら相手をBREAKするかが勝敗を分けるといっても過言ではない。 レベルや装備によるステータスはブレイブの増減にのみ影響を及ぼし、HPへのダメージには一切影響しない 。そのため、アクセサリや後述の召喚石を駆使すれば高レベルの相手に勝つことも不可能ではないのも特徴の一つ(もっともそういう相手は一瞬でこちらをBREAKに至らしめる他、初期ブレイブも大抵はこちらのHPを上回っているため、少しでも読み間違えると文字通り瞬殺される)。 HP攻撃を当てることで初めて相手にダメージを与えることができるが、所持していたブレイブをすべて消費し、初期値までの回復速度もそれまで溜めていたブレイブに応じて若干長くなるため、ブレイブBREAKをされやすい危険な状態となる。 言い換えればHPへの攻撃は逆転の隙を与えることと隣り合わせであるため、出して当てれば必ず有利になるというものではない。 HPを削らずに勝利する手段はない。倒しきれなかったときは、スキをフォローする立ち回りをこなさなければならないことになる。 ブレイブが初期値より少ない状態でHP攻撃を当てた場合、回復速度は通常より若干早くなる。そのため「BREAKされる前にHP攻撃を当てブレイブを手早く取り戻す」という手もある。 攻撃のそれぞれには、接触した際の判定となる強度が設定されている。ブレイブ攻撃は弱、HP攻撃は強というが一般的だが、中レベルという例外ケースがあったり、同レベルでも物理 魔法という強弱関係がある。なお、魔法系HP攻撃は物理系HP攻撃ではね返され、自分のブレイブで自分のHPを減らさせられてしまうことも起きる。逃げ惑ウボァー ブレイブシステムはバランス面での批判意見もあるが基本的には評価されており、特にオリジナリティーやFFシリーズのRPG性との融合の面に関しては評価が高い。 ある程度インフレしたダメージ体系も特徴であるFFシリーズを原作とする本作において、一般的な格闘ゲームのような「徐々にダメージを与えて体力を削り切る」方式だけではなく、「強力な一撃を与えて撃破する」ことが可能となっていることは英断であると言える。 簡単操作・爽快なアクション 本作のアクション部分は『キングダム ハーツ』シリーズの流れを汲んでいることもあり、爽快感は折り紙付き。 PSPのボタンをフルに使うが、ほとんどの動作を1ボタンで繰り出せる上にコマンド自体が簡単(だいたいRとどれかのボタンの同時押し)なので意外とあっさり覚えられる。アクションゲームに馴染みの薄いであろうFFユーザーを意識した調整が行われている。 基本的には、〇がブレイブ攻撃、□がHP攻撃、×がジャンプ、△がムーブアクション(後述)、R+□がEXモード発動。アビリティの装備により、R+×での回避やR+△でのダッシュも可能。 基本的な移動やジャンプのほか、ステージ上のレールや壁を高速で移動できるムーブアクション、エアダッシュと移動だけでも多彩かつ爽快。特定の攻撃を当てるとマップを破壊したり、吹っ飛んだ相手をさらに追撃したりもできる。 攻撃は基本的に対応ボタンとアナログパッドの入力方向の組み合わせで出せる。コマンドも出すときに「ニュートラル」、「相手方向(空中では上)に入力」、「相手と逆方向(空中では下)に入力」と非常に簡単。コンボはそこからボタンを連打するだけでもつながる。 さらには回避でキャンセルして最速入力でつなぐ、確実につなぐにはディレイをかけるなど、条件があるがその分単発で出すよりも強力なコンボもある。 また、「EXゲージ」と呼ばれるゲージを最大まで貯めることで一定時間「EXモード」という強化状態に突入できる。EXモード時はキャラの見た目が変化するだけでなく、HP自動回復、能力強化、EXモード専用アビリティ解禁と様々な特典が付く。さらに発動時にはガード判定が発生しほとんどの攻撃を弾けるので、カウンター手段としても使える。 EXモード中にHP攻撃を当て、追加入力を行うと超必殺技「EXバースト」が発動可能。EXバースト中は一方的に攻撃でき、フィニッシュ時には追加でHPダメージを奪うことができる。さらにキャラごとのコマンド入力に成功するとフィニッシュの威力が大きく上がる。 基本的に原作における最強技(をアレンジしたもの)が採用されており、そのド派手な攻撃は一見の価値あり。例えばクラウドなら超究武神覇斬、ティーダならエース・オブ・ザ・ブリッツを振るう。原作で必殺技が存在しないキャラは新規に作られている。 なお、EXバーストを使うとその時点でEXモードは終了してしまう。必ずしもEXバーストを発動する必要はなく、EXモード中にHP攻撃を当ててもEXバーストを使うかどうかはプレイヤー自身の判断と状況に委ねられる。 豊富なカスタマイズ要素 普通のRPGと同じく、戦闘することでキャラのレベルが上がり、能力が上昇したり新しい技やアビリティを覚えたりする。それ以外でもカスタマイズの幅は非常に広く、装備やアクセサリによるカスタマイズはもちろん、装備する技や召喚石によって同じキャラでも性能が大きく変化する。 装備は武器なら剣や杖、頭装備なら兜や帽子というようにカテゴライズされており、ステータス補正の傾向もカテゴリによって異なる。そのため、どのステータスを重点的に強化したいかで最適な装備は大きく変わる。 武器だけでも剣、大剣、槍、短剣、投てき、杖、ロッド、楽器など多くの種類があり(さらにキャラクターごとに専用武器あり)、それらを収集する楽しみもある。当然キャラによって装備できるカテゴリと装備できないカテゴリがあるので、キャラごとに自分だけのベストな装備を見つけ出す楽しみがある。なお、ゲームが進むとそのキャラが本来装備できないカテゴリの装備を装備可能にするアビリティも登場し、よりカスタマイズの幅が広がる。 バハムートやイフリートなどの召喚獣は、戦闘中に1回だけ使える「召喚石」として登場。自分や相手のブレイブを変化させる効果があり、使うタイミングや効果によって一発逆転もあり得る。もちろん相手も使ってくるため、有利だった戦況を一気にひっくり返されることもある。 召喚獣だけでなく『VI』のギャグ担当「オルトロス」、『V』の裏ボス「オメガ」やライバル「ギルガメッシュ」、『IV』の四天王などといったボスキャラや「サボテンダー」「トンベリ」といったザコモンスターも召喚石として登場する。 攻撃するための技やガードなどのアクションは「アビリティ」としてキャラに装備する。ジャンプやガードなどの基本的なアビリティは最初から覚えているが、レベルが上がることで新たな技やアビリティを覚えていくのでそれに合わせた戦術を練る必要がある。さらに、アビリティ毎に設定されたCP(キャパシティポイント)の合計が上限値以下になるように装備しなければならない。キャラの使い勝手にも大きく影響するため、アビリティの取捨選択は非常に重要。 また、各アビリティにはAP(アビリティポイント)と呼ばれるポイントが設定されており、最大まで貯めることでアビリティを「マスター」し消費CPが軽減されるほか、別のアビリティに派生することがある。 基本的にCPはレベル上昇とアクセサリでしか増えることがないので、アビリティをマスターするほど多くのアビリティが装備できるようになる。 ブレイブ攻撃からHP攻撃へのコンボ派生技を覚える場合もある。キャラは限られているが、これらを覚えると使い勝手が劇的に変化する。 装備やアクセサリはショップで買うことになるが、強力なものはベースとなる装備に加え「素材」が必要になる(*1)。 素材はアクセサリとして戦闘後入手したり、サブモード「デュエルコロシアム」で入手する。ごく低確率だが、バトル終了時に敵が落とした装備を入手したりもできる。 登場キャラクター 『1』~『10』までの各ナンバリングタイトルから、「コスモスサイド」として主人公が、「カオスサイド」として敵役が一人ずつ出演している。 カオスサイドの敵役はラスボスが選出されている場合が多いが、『4』のゴルベーザなど例外もある。造形的な出しやすさやシナリオへの絡ませやすさを優先した結果だろう。 さらに隠しキャラとして『11』からシャントット(コスモスサイド)、『12』からガブラス(カオスサイド)が登場する(*2)。 基本的にコスモスサイドには癖が少ない初心者向けのキャラが多く、逆にカオスサイドのキャラは癖が強い上級者向けのキャラが多い。とはいえどちらも「弱い」わけではない。特にカオスサイドのキャラを使いこなすには相当な修練が必要だが、使いこなせるようになれば凄まじい強さを発揮してくれることを明記しておく。 各ナンバリングタイトルからまんべんなく出演しており、『キングダム ハーツ(KH)』シリーズや『いただきストリート(いたスト)』シリーズなど過去の同シリーズクロスオーバー作品でありがちだった出場作品における特定FF作品への偏りも特にない。作中の扱いについても特に意図的な贔屓を感じさせるものはみられない。 FFIの主人公である光の戦士(ウォーリア・オブ・ライト 以下WoL)が主人公サイドの代表となっているぐらいだが、これは妥当なところだろう(*3)。 若干キャラクター性が固定されてしまった面もあるものの、本作の発売によって知名度や人気が比較的低かったFC世代やSFC世代のFF(任天堂ハードで出ていたナンバリングのFF)のキャラクターに光が当たったことは特に大きい。 ちなみに野村氏は『IV』のカインを出そうと最後まで粘っていたらしいが、結局他のゲームとのバランスを考えてという理由でゴルベーザになった。また、当初は未発売であった『XIII』のキャラもゲストで出る予定だったが、本作でキャラや戦闘のイメージが固まってしまうのは困る、ということから没になった。続編ではカインとXIIIのライトニングが登場している。 イラストやモデリングには特に苦慮があったようだ。例を挙げると、FFIのカオス側として登場したガーランドに関しては公式イラストが全く存在していなかったことからゲーム内のドット絵を元に新たに作成している。 使用可能なキャラクター22人それぞれに戦闘の「コンセプト」が設定されており、原作での特性を本作でのキャラクター特性としてうまく反映している。例えばFFIIから参戦したフリオニールは「自由に武器を使える」という原作のシステムを踏襲して各種の武器を駆使して戦い、FFIVから参戦したセシルは原作の「暗黒騎士」と「パラディン」の2つの姿を使い分けて戦う。 また、新しいキャラクターを使ったときの新鮮さや固有の使用感が感じられやすいことから、性能の差別化という点でも大きく成功している。22人の中には能力的に被りがちなキャラも何人かいるというのに、驚くべきことに似通った性能のキャラは一人もいない。 なお、エボン・ジュ(実体がないので描きようがない)、ゼロムスや永遠の闇(明確な人格を持たず超展開的に登場する)といった、扱いづらいラスボスたちに関しては全員「個性が薄い」「ストーリーと絡ませづらい」として採用が見送られている。 豪華声優陣 声優はきちんとオリジナル版でのキャストを起用している。また、今までボイスが付いていなかったキャラクターのキャストも豪華。男性では若本規夫氏や緑川光氏や千葉繁氏、女性では池田昌子氏や林原めぐみ氏や島本須美氏、ナレーションは日本俳優界の大御所・菅原文太氏と、一度は聞いたことのあるだろう超ベテラン・実力派人気声優から大物俳優の方々がかなりの熱演でゲームを盛り上げてくれる。 DS版では実現しなかったゴルベーザ(もちろん声は鹿賀丈史氏)の「いいですとも!」や、エクスデスの「カメェェェッー!」といったシリーズファンからネタにされがちなセリフも、ボイス付きで聞けるようになっている。ファンから完璧な演技とネタにされた皇帝の「ウボァー」や、やたらと渋かっこいい「カメェェェッー!」など、FFファンなら必聴モノ。 それ以外のキャラも声と雰囲気が合っていると好評。特に千葉氏が演じるケフカはあまりのハマリっぷりに「あれは本人(ハマリ役を超越している)」とまで言われるほど。 DS版IVでセシルを演じた程嶋しづマ氏は声優としての演技の上達が窺え(*4)、汚名返上を果たした。 原作再現 スタッフに社内のFF好きをベテランから新入社員までまとめて集結させたと言うだけあって、シナリオや小ネタもシリーズファンのツボを付いたものが多く、特にエンディングの演出には唸らされる事必至。 本作ではヘルプがかなり充実しているが、説明を担当するのがシリーズに登場したキャラ達。さらに説明の随所に原作ネタが織り込まれており、プレイ経験があるとニヤリとする箇所も多数。中には『キングダム ハーツII』を元にした自虐ネタまである。 シリーズファンおなじみのネタの他にも、10問用意されているおまけの3択クイズでは攻略本にも載っていないネタや社内のスタッフでしか知らないネタが用意されているなど、製作側の努力が窺える。シリーズ初期の作品は情報が少ないため、ファンサイトを参考にしたという。 戦闘時の各モーションやアビリティもかなり原作に忠実に作られている。特に各キャラのEXバーストは原作完全再現のレベルに達している(*5)。 グラフィック・演出 オープニング、エンディングムービーのクオリティは非常に高い。オープニングではクロスオーバー作品らしくキャラクター同士が協力したり別のタイトルのキャラと戦ったりと見所は多い。中でもティーダとジタンの連携攻撃や、スコールvsセフィロスのイケメンバトルはオープニング最大の名場面とも言われている。 ストーリー中のムービーも非常に豊富。千葉氏によるアドリブ全開のケフカやカオスサイドのキャラとのアクションなど、どれも見応えは十分。終盤のムービーでは操作キャラによってムービーに登場するキャラや発言が微妙に変化するなど、かなり細かい部分も作り込まれている。 エンディングはファイナルファンタジーへとリンクする心憎い演出となっており、シリーズファンの間では語り草となっている。 対人対戦 当然対人対戦も可能。本作はエクスデスのように「人間が使ってこそ強い」キャラもおり、純粋な実力以外にも駆け引きや事前の準備もバトルに大きく影響するのでかなり熱い。 また対人対戦限定で「アーティファクト」という特殊な装備をドロップすることがある。 ステータスへの補正値はベースとなった装備の数値を引き継ぐが、追加効果はアーティファクトにしかつかない強力なものがある。この効果のついたアーティファクトを求めて対人対戦を繰り返すプレイヤーもいた。 プレイヤーの情報を記載されるフレンドカードもあり、オンラインプレイで相手と交換できるほか、すれちがい通信で配信したり受け取ったりできる。 また、自分がカスタマイズしたキャラクターのゴーストを登録できる。ゴーストは持ち主の戦い方がある程度反映されるほか、対戦(CPU戦含む)成績によって強さが変わる。受け取ったゴーストと戦うこともでき、戦績も記録される。ストイックに強敵と戦うもよし、有用なアイテムを持つゴーストと戦ってアイテムを集めるもよし。また、自分のフレンドカードを持った人ともう一度すれ違うと戦績が更新され、対戦数に応じた報酬が貰える。 バトルリプレイ バトルの内容をリプレイデータとしてメモリースティックに保存・鑑賞できるほか、カメラアングルも自由に編集できる。 コンボの研究に使うもよし、苦手キャラの立ち回りの研究に使うもよし、カッコイイ動画をつくるもよし。使い方はプレイヤー次第。 編集したリプレイデータはaviファイルに変換してネット上にアップしたりできるほか、スクリーンショットをjpegファイルに書き出すこともできる。そこ、ティナのパンチラ撮らない!! これらの膨大な要素を詰め込んだおかげでUMDディスク容量を使い切った事も有名。 賛否両論点 コマンドバトル アクションゲームが苦手なプレイヤーのためにコマンド操作が実装されているが、実際の所この操作自体の癖が強く、最強アイテムに必須な素材が出づらいというデメリットがある。 おまけに、解禁するには一度ストーリーをクリアする必要がある本末転倒ぶり。そんな腕前があるなら、わざわざそこから初心者向けのコマンド操作に変える必要はない。 アレンジ関連 野村氏のイラストや、音楽のアレンジに対する抵抗感を示すユーザーもいる。特に『V』のバッツや『VI』のケフカはファンが多いこともあって引き合いに出されやすい。 バッツのイラストについての批判は、ゲーム中のドットグラフィックの元となったことから印象に残りやすいデフォルメイラスト(渋谷絵)ではなく、攻略本などでしか確認できない天野喜孝氏が描いたイラスト(天野絵)を元にしたことによるものが大きい(これはVの移植でも特に指摘された点でもある)(*6)。さらにバッツのアナザーコスチュームは単なる色違いではなく、別の天野画ベースのため、ファンにとっては更に不満が強い物となっている(*7)。 繰り返しになるが、本作のバッツの外見は天野氏によるオリジナルを忠実に再現したものであるし、一概にファンのイメージを裏切ったといわれる代物ではない。そして本作のキャラクターも込みで逆に天野絵に忠実なバッツの外見が認知されつつあることは、少なくないファンサイトによってもわかる。 結局、続編でバッツのドットグラフィックに忠実なデザインがサードフォームとして登場した。頭身が上がるとシンプルさが際立ち、他のキャラたちと並ぶと浮いているので、この格好をメインデザインにしなかったのも頷ける話である。 音楽はアレンジと原曲の両方が使われているのだが、統一感が薄い上に大胆なアレンジの曲も多く、賛否両論。 「全てアレンジでは寂しい、原曲で戦ってみたい」「もっとアレンジ曲を聴きたい」この辺りの要望は尽きない。そう考えると、それなりに原曲とアレンジ曲のバランスがとれている、ともいえる。 また、『VI』のメドレー曲である「蘇る緑」も冒頭部分である「カイエンのテーマ」のアレンジ部分が使われており、本作の出場キャラクターであるティナのテーマのアレンジ部分が使われていない。ただしティナのテーマが単独として存在しており、使い回しの批判を回避するために代わりにティナの次にケフカと因縁が深いカイエンのテーマを使用した可能性がある。 また、オリジナル曲も存在しており、ムービーシーンやメニュー画面等で使用されている。 オリジナル曲は他の石元丈晴氏、関戸剛氏(*8)が担当した。なお、新規ボーカル曲の演奏等にカナダのロックバンド「Your Favorite Enemies」が携わっている。 ストーリー ストーリーについては、個々のシーン別では評価されている部分もあるものの、全体に対して無理に取り繕った感が強い。 とはいえ、参戦作品ごとに世界観もキャラクターも大きく異なる作品を1つの世界観に収めるクロスオーバーものには多少の無理ある部分や違和感は付き物であるため、仕方ないことではある。シナリオ自体は王道といえるものであり、単体として優れているとまではいわないが、一方的に否定されるべきほどまでに酷いわけでもない。 キャラ性能・その他システム面 CPU戦でのエクスデスは最大レベルの100でも楽に勝ててしまう弱さから、「エクスデス道場」という経験値稼ぎが確立している(ユーザーから「先生」というあだ名がつけられたほど)。他にも皇帝は自分の出した攻撃を跳ね返されて自爆することがあるため、こちらも「皇帝道場」として使われる。 断っておくと弱いのはCPUに限っての話で、人間が使うぶんにはそんなことはない。エクスデスの場合、極めた人間が使うとガード技でほとんどの攻撃を弾かれて反撃される難攻不落の要塞と化す。元々ゲーム中でもガードからのカウンター系キャラであることは記載されており、CPUはその特性を全然生かせていないがために弱く感じるだけなのだ。この辺りはユニバーサルチューニング(UT)版で修正される(*9)。 エクスデスはコンセプト上ヘタに強化すると無理ゲーと化す危険性があったため、意図的に弱くした可能性が高い。 実際に性能的に最悪なのはケフカで、殆どの攻撃技がダッシュで消されたり、魔法反射でカウンターをされる為、極めても厳しい状態である。 ストーリーモードでのラスボス・カオス戦は初見殺しに近い。HP・召喚石の使用状況引き継ぎで3連戦(もちろん負けたら最初からやり直し)、全体的に技の性能が高く避けにくい、召喚石が複数の効果を持つうえに何回でも使えるというチート性能。 とはいえ、どの技にもはっきりとした回避方法が存在し、バトルTIPSにも攻撃回避のヒントが追加されるため、何回も戦えば攻撃の回避方法や立ち回りも自ずと見えてくる。何より初めて戦うときはカオスのレベルがそれほど高くなく、こちらのレベルをしっかり上げていればごり押しでも何とかなるためそこまで理不尽ではない。 ちなみに隠しストーリー「究極の幻想へ」に登場するカオスのレベルはなんと110。若本規夫氏の威圧的な声と相まって絶望を味わったプレイヤーは数知れず。レベル差によるごり押しが不可能となっており、真にプレイヤーの実力と経験が試される。 永久パターン等のハメ技や、一発攻撃を当てればそのまま勝てるような装備の組み合わせも存在する。 ハメ技に関しては後述のUT版では一部修正された。 その他原作再現点 コアなFFファンから見れば「何でこれを採用したの?」と疑問符が付くような要素が存在する(武器の例で言うと、WoL、セシル、ジタンの最強武器など)。 ただ、そのような疑問をゼロにすることは恐らく不可能(特にリメイクやスピンオフの多いI・IIやVII辺り)。むしろ少なめに抑えられたことには原作に対するリスペクトが窺える。 ムービーでフリオニールが持つ野ばらの品種が間違っている点はよく突っ込まれる。ゲームの野ばらは品種改良系のバラだが、実際の野ばらは一重の白か淡い紅の花。 アホの子バッツ、妙に消極的で大人しすぎるティナなど、言動が原作から考えて違和感の残るキャラも目立つ。 キャラ崩壊などと仰々しく表現するレベルではないのだが、原作での性格の一要素を強調しすぎているきらいがある。 全員がシナリオ上でキャラ立ちするよう、ある程度はやむを得ないところもあったのだろう。少なくとも、KHIIのように原作とは無関係な性格付けをされたキャラはいない(ただし下記のパンネロは除く)。 ヘルプにてFFXIIのパンネロがプレイヤーキャラクターの解説を担当しているが、多くのキャラクターに悪態をついている。原作では他人を気遣う優しい性格なのだが。 ちなみに悪態をついている理由もちゃんと説明されているが、それも「ヴァンが参戦していないから」というもの。一方でティナ等に関しては普通に語っているが、前述の悪態の方が印象に残ってしまう。FFXII未プレイのユーザーには「嫌な女」として認識した人も多く、当然XIIファンの間では黒歴史扱い。 + 文字が見づらい場合は拡大してご覧ください 続編ではこの件がネタにされており、各キャラへのコメントが全て変更され、当たり障りの無いものになっている。 シャントットの扱いが贔屓であると一部のファンから批判されている。負けシーンで人形へと姿を変える(*10)、他のキャラクターから過剰に持ち上げられ逆にシャントットは他キャラを見下す、など。 とはいえ、「現行でサービス配信しているネットゲーム」からの参戦と言うことで、他のキャラ以上にキャライメージを崩し難かったと言う事情もある。なお、続編では他キャラとの絡み台詞はややマイルドになった。 ナンバリングタイトルの主人公であるにもかかわらずヴァンが登場しなかった件では、主に『XII』のファンから批判が多い。 発売後、ヴァンの声優を務めた武田航平氏は「ヴァン役で出演したかった」とコメントしている。批判が多かった声の方も『仮面ライダーキバ』でXII当時とは比べ物にならないほどの上達ぶりを見せていたので「この声でヴァンをやって欲しかった」と惜しむ意見は多い なお、不参戦の理由は「『XI』と『XII』のキャラクターはゲスト扱いなので、主人公格の者は今回は敢えて外す」と言うこと。 後に続編でヴァンの登場が決定したが、武田氏の前所属事務所と折り合いが付かず、担当声優が小野賢章氏に変更されることになった。ただ、小野氏の演技はスタッフが驚愕するほどヴァンにしっくり合っており、ユーザーからも好評である。 ディシディア関連は今後も小野氏を起用していくとの事。もう武田氏のヴァンは聞けないのかと悲しみの声も多く聞かれたが、HD版に相当する『FFXII TZA』では約10年ぶりに武田氏がヴァンを担当することになった。 総評 その作りこみは名作といって差し支えないレベル。各作品全てにこれでもかと愛を注ぎ込み、アクション面もKHシリーズのスタッフが中心となっただけあって非常に爽快感満点。 他のキャラゲーが抱える問題点である「一部キャラや作品への贔屓(特に一部作品しか出ないこのシリーズが目立つ)」「崩壊気味なゲームバランス」「原作要素の」といった課題は殆んどクリアしている。お祭りゲーとして見なくても十分以上に楽しめる出来。 そのせいもあってか、キャラゲー最高峰のゲームとも言われている程。各原作のキャラクター性や世界観を存分に活かしたゲーム性を構築し、そしてCERO Cになることによる購買層の減少というデメリットより原作再現をすることを決意したスタッフ達の気合は伊達じゃないと言えよう。 その後の展開 初週販売数は50万本以上という数を記録し、PSPで『モンスターハンターポータブル』シリーズに次ぐ歴代3位(当時)の数字となった。 最終的な売り上げは97万本以上とPSPソフト歴代5位であり、モンハン一強(*11)であったPSPの中では大健闘したといえる。 2009年11月1日に、いわゆる海外版の『ディシディア ファイナルファンタジー ユニバーサルチューニング』が発売された。 2011年3月3日には続編『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』が発売。 新キャラや新システム、新ストーリーのほか、本作のストーリーが丸々収録されている。 2015年2月に、イベント『ジャパン アミューズメント エキスポ2015』にて、本作がアーケードゲーム作品として稼働されることが発表された。タイトルは本作と同じく『ディシディア ファイナルファンタジー』。 戦闘が3vs3になり、グラフィックの高解像度化、新キャラの追加などがの要素を引っ提げ、同年11月に正式稼働した。 余談 本作は社内の若手にチャンスを与えるという意味を兼ねており、『すばらしきこのせかい』でディレクションを務めた荒川健氏を総合ディレクターに据えるなどベテランだけに頼らない製作が行われていた。 だが、上述の荒川氏やバトルプログラム担当であった池田隆児氏など主要メンバー数名は本作後しばらくして社を去っており(*12)、本作が成功したにもかかわらずやや皮肉な結果を迎えている。
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ディシディア ファイナルファンタジー 要約スレpart3-28,32 28 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 20 34 09 ID 7ZIiQXZsO ディシディアファイナルファンタジー 混沌の神カオス、調和の神コスモスの果てなき闘争が行われている世界。 だがカオスの勝利が決まり、コスモスは生き残った戦士にクリスタルを探すよう伝える。 戦士達はそれぞれの試練を乗り越え、クリスタルを手に入れるが戦士達の目の前でコスモスはカオスに殺される。 コスモスが死んだことで戦士達は消滅しかけるがクリスタルの力で生き残る。 実はコスモスとカオスはどちらかが倒れた時に戦いはリセットされ、また新しい戦いを行われていた。 コスモスはこのループを打破するため自身の完全な消滅と引き換えにクリスタルを残し、戦士達にカオス打倒を託した。 カオスはコスモスが完全消滅した事に絶望し、自身も含め世界を滅ぼそうとするが戦士達はカオスを打倒する。 無限の戦いは終わり戦士達はそれぞれの世界に還っていき、最後に残った光の戦士(FF1)はクリスタルを握り近くの城へ赴く。 ラストシーンはFF1のオープニングに繋がる。 FF1の主人公はどこから来たのかわからず、クリスタルは始めから持ってるがどこで手に入れたのかFF1では語られない。 32 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 23 28 04 ID 7ZIiQXZsO ちょいと捕捉しますとコスモスとカオスの戦いはループしており、その時ごとに陣営は変化しています。 隠しキャラのシャントット(FF11)とガブラス(FF12)は過去の戦いで召喚されたという設定。 ちなみにコスモス陣営、カオス陣営も不定でジェクト(FF10)は前の戦いではコスモス陣営でティナ(FF6)はカオス陣営だった。
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2つ同時押し 3つ同時押し 4つ同時押し このページでは、片手プレイをするときに支障となるであろう同時押しの押し方について、画像を見ながら解説していく。 難易度が上がるにつれ同時押しも増えてくるが、押し方を覚えてすぐに判断して押せるようにしたい。 2つ同時押し ○×、□△のように隣接しているものは普段両手で捌くように手のひらだけで取ることができる。 ただ、○×HOLD→□、△のように押す場面では一度HOLDを離す必要がある。もしHOLDも取りたいときには肘を使って2ボタンを押す必要がある。 ○□、×△のような一つ間が空いたものは手を広げて親指と小指で押すようにする。 人差し指や中指を使って間のボタンも押すことができる。 しかしこれだと手のひらが小さい人にとっては苦労したり、押せないボタンがあったりする。少し難易度が高いが肘を使うようにするとこのような疑問は解消される。後に書く○△の同時押しにも使えるため、肘を使うことに慣れるという意味でも肘を積極的に使っていくといいだろう。 ○△の同時押しは肘を使わないと取れない。普通にボタンを押している状態からとっさに肘を使うのは最初は難しいかもしれないが、数をこなしてきれいに押せるように練習しよう。 3つ同時押し ○×□、×□△は、それぞれ○□、×△の同時押しに間の×や□を増やしたものと考えるとよい。 肘を使わない方法としては、親指と小指で離れたボタンを押し、残り3本の指の付け根で間のボタンを押すようにする。この押し方だと押せないボタンがでたり、手のひらが小さい人にとってはつらい点は2つ同時押しと同じである。 肘を使う方法は、後述の4つ同時押し(全押し)から△、○を取り除くと考えるとよい。 ○×△、○□△は、○△の同時押しに×、□を加えたものと捉える。×は右手の親指、□は腕の一部分で押すが、この3つ同時押しは他のボタンを巻き込んでWrongを出しやすい。慣れないうちはこの同時押しはごまかすといいだろう。結ンデ開イテ羅刹ト骸が練習になる。 4つ同時押し ○×□△の4つ同時押し(通称全押し)は、手のひらから肘までをすべて使ってボタンを押すことになる。
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ディシディア ファイナルファンタジー 要約スレpart3-28,32 28 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 20 34 09 ID 7ZIiQXZsO ディシディアファイナルファンタジー 混沌の神カオス、調和の神コスモスの果てなき闘争が行われている世界。 だがカオスの勝利が決まり、コスモスは生き残った戦士にクリスタルを探すよう伝える。 戦士達はそれぞれの試練を乗り越え、クリスタルを手に入れるが戦士達の目の前でコスモスはカオスに殺される。 コスモスが死んだことで戦士達は消滅しかけるがクリスタルの力で生き残る。 実はコスモスとカオスはどちらかが倒れた時に戦いはリセットされ、また新しい戦いを行われていた。 コスモスはこのループを打破するため自身の完全な消滅と引き換えにクリスタルを残し、戦士達にカオス打倒を託した。 カオスはコスモスが完全消滅した事に絶望し、自身も含め世界を滅ぼそうとするが戦士達はカオスを打倒する。 無限の戦いは終わり戦士達はそれぞれの世界に還っていき、最後に残った光の戦士(FF1)はクリスタルを握り近くの城へ赴く。 ラストシーンはFF1のオープニングに繋がる。 FF1の主人公はどこから来たのかわからず、クリスタルは始めから持ってるがどこで手に入れたのかFF1では語られない。 32 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 23 28 04 ID 7ZIiQXZsO ちょいと捕捉しますとコスモスとカオスの戦いはループしており、その時ごとに陣営は変化しています。 隠しキャラのシャントット(FF11)とガブラス(FF12)は過去の戦いで召喚されたという設定。 ちなみにコスモス陣営、カオス陣営も不定でジェクト(FF10)は前の戦いではコスモス陣営でティナ(FF6)はカオス陣営だった。
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同時押し猶予時間(謎の時間) KOF2002における、ボタンを押して動作を開始する前にある同時押しの受付猶予時間のこと。 この間に同時押しが認識されるとそこから同時押しの動作を開始し、認識されなければ通常技、特殊技、通常投げに移行するようになっている。 ずらし発動が可能なのもこのシステムを利用しているため。 謎の時間と呼ばれることもある。
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【検索用 おんなのこになっちゃう 登録タグ VOCALOID お ラマーズP 初音ミク 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ラマーズP 作曲:ラマーズP 編曲:ラマーズP 唄:初音ミク 曲紹介 3Dモデリング挑戦に失敗したので少しだけ活動を再開します(甘え) 曲名:『女の子になっちゃう!』(おんなのこになっちゃう) 歌詞 (fantiaより転載) おしゃれ? コスメ? 聞き慣れない言葉で 色気づいちゃって ネイルの色は何がいいって? 夢かな? 何かのドッキリでしょ? 目を疑うくらいにあいつは 見慣れない姿になって 魅惑のお茶会へ向かった…… 大変だ!女の子になっちゃう! うっかり沼にハマりだして 知らない体験を味わって アイデンティティ失いそうになる 大丈夫ってみんなそういうの! 心も染まり行き過ぎたら大感染! Everybody say, "So Crazy"!! 例のプールで撮影会!? 自撮りの喜び占めちゃってー!? あいつ本当にメスって感じ? SNSへTap!Tap!Tap!Post! 美肌を見せつけちゃってー!? きゅんなポーズで決めちゃってー!? 言葉遣いも変わったら 熱中症にはチューして対抗だー!? 夢なら覚めてもいいはずなのに 頭痛が走るこの現象はきっと 夢じゃないんだって 何かが崩れて落ちてしまった…… 大変だ!女の子になっちゃう! うっかり沼にハマりだして 知らない体験を味わって アイデンティティ失いそうになるの 冗談ではいられない! まったり沼に浸かりだして 知らないリアルが出来ちゃって アビリティ発揮イマジナリーでしょ! 大丈夫ってみんなそういうの! 心も染まり行き過ぎたら大感染! コメント 名前 コメント
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ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー part71-345~346 345 名前:ディシディアデュオデシムファイナルファンタジー[sage] 投稿日:2017/12/31(日) 15 19 02.47 ID yr5plDG80 [1/3] 二柱の神コスモスとカオスの闘いが続く世界。 コスモスの戦士カインはこの闘いが決着がつく度にリセットされループしてる事、 その際闘いで倒れた戦士は記憶を失い復活するが、あまりにもダメージ受けていた場合復活出来ず消滅する事を知る。 今回の闘いではコスモスはループ打破の為に自分の力を分け与えていたが、 カオス側の新戦力イミテーションの物量により敗北は確定的だった。 カインは仲間達を自分の手で倒しリセットを速めようとするが、 仲間の一人ライトニングはWOLからその事を聞くが、 イミテーションの数が減らなければリセットしても意味がない。 と残っていた仲間ラグナ、ユウナ、ヴァンと共にイミテーションの発生源に向かった。 途中でカイン、ティファと合流し激戦の末に発生源を破壊するも力尽き倒れる6人。 同じ頃単身でコスモスを守っていたWOLも限界を迎え敗れる、 コスモス側の敗北が決定しリセットが始りWOLの目の前で消滅する6人。 闘いの記憶を消され復活するコスモス側の戦士達、そして13回目の闘い(ディシディアファイナルファンタジー)が始まる。 346 名前:ディシディアデュオデシムファイナルファンタジー[sage] 投稿日:2017/12/31(日) 15 44 51.90 ID yr5plDG80 [2/3] 闘いの始まり 異世界の物質がヒトの様な形になり自我を持った、研究者シドとその妻はその子ども(カオス)を引き取り育てていた。 しかしカオスは力に目を付けた軍に拉致される。 シド夫婦は施設に乗り込みカオスと軍に造られた世話役アンドロイド(コスモス)連れ出すが、 妻が撃たれ「母」を撃たれたカオスの力が暴走、シド、カオス、コスモスは異世界へ飛ばされる 。 その時肉体を失い精神だけの存在となったシドは復讐心に取り付かれ、 カオスとコスモスの記憶を消し闘わせる事でカオスの力を増大させ元の世界(FF1)を滅ぼそうとする。 そして監視役としてガーランドを召喚、永い闘いがはじまった。 それからしばらく後、シドの良心といえる部分が分離、それをコスモスの戦士プリッシュが拾いコスモスの所に連れていった。 その青年が後のWOLである。
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本項ではアーケード版『ディシディア ファイナルファンタジー』と、その移植であるPS4/Win版『ディシディア ファイナルファンタジーNT』を共に解説します。 判定はどちらも「 良作 」。 ディシディア ファイナルファンタジー 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 特定タイプの優遇 神々の闘争(勢力戦)の不備 一部ステージの構造 マッチングの不備 階級の上がりやすさの格差 バランス調整 プレイヤーズサイトの有料機能 リプレイ機能の非搭載 キャラ数の少なさ、ややゆったりした追加速度 プレイヤー間に摩擦を起こさせるような要素の含有 総評 余談・その後の展開 ディシディア ファイナルファンタジーNT 概要(NT) 追加点(NT) 評価点(NT) 賛否両論・問題点(NT) 総評(NT) 余談(NT) ディシディア ファイナルファンタジー 【でぃしでぃあ ふぁいなるふぁんたじー】 ジャンル チームバトルアクション 対応機種 アーケード 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 コーエーテクモゲームス(Team NINJA) 稼働開始日 2015年11月26日 周辺機器 NESiCA対応 備考 2021年4月1日(木) 6 00オンラインサービスサービス終了 判定 良作 ポイント FFシリーズのお祭りゲーがアーケード化大幅に強化されたグラフィック未経験者でも馴染みやすいデザイン使いやすいコントローラーパネル更に高まった原作再現 ファイナルファンタジーシリーズ 概要 『ファイナルファンタジー』(FF)シリーズの20周年記念作である対戦アクションゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズを基としたアーケード化作品。 長い歴史を持つFFシリーズで、初のアーケードタイトルである。 PSP版『ディシディア』及び拡張作『デュオデシム』をベースにアーケード用の調整を行い、バトルシステムも3on3方式に変更されている。 プラットフォームは一般的なアーケード基板ではなく、プレイステーション4そのものをコアシステムに採用(*1)(*2)。 筐体についても、PSP版のプレイヤーが馴染みやすいようにという配慮から、PS系コントロールパッドを左右2つに割ったようなデザインの専用コントロールパネルを装備したものを採用している。 開発はスクウェア・エニックス内製作だったPSP版2作と異なり、コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが担当。 ただし、スクエニ側としてもPSP版2作でバトルディレクター(対戦部分全般)を担当していた鯨岡武生氏が本作のディレクターを担うなど、PSP版のノウハウを引き継いだ体制がとられている。 ゲームタイトルは初作『ディシディア』と全く同じであり、特にサブタイトルやアーケード版を示す文言等は付けられていない。(色々な案が出たが、本気で取り組むことを示すために敢えてそうしたとのこと)PSP版や本作から後に発売された家庭用版であるNTと区別するために「アケディア」などと呼ばれる場合もしばしばある。 特徴 基本的な戦闘システムについては、初作のPSP版『ディシディア』のページを参照。 システム 過去作のブレイブシステムを踏襲しつつも、様々な調整により大きく様変わりしている部分もある。 3VS3のチームバトル、及びそれに伴う勢力HPの追加 前作までの1VS1形式からパーティバトルに変更された。プレイの際は一人で出撃してランダムにチームを組むソロ出撃と、店舗内で2~3人でパーティを編成するパーティ出撃を選択する。また、CPUと戦闘するミッションモードも用意されている。 キャラクターが1回倒されるごとにチーム全体のHPである「勢力HP」が1つ減り、勢力HP3が無くなると敗北となる(=計3回相手を倒すと勝利となる)。 時間制限が導入されており、決着が付かないまま4分経過すると引き分けとなる。ただし、本作には戦績データ上の引き分けはなく、どちらも敗北扱いとなる。 EXスキルという新たな概念 EXモード/EXバーストの代わりとして導入されたシステム。戦闘開始とともにEXスキルゲージがチャージされていき、ゲージが満タンになると発動可能になる特殊スキル。 3VS3になったことにより、途中で演出が挟まって動きが止まるEXバーストは削除せざるを得なかったと思われる。 キャラクター毎に設定されている『専用EXスキル』が1つ、そしてカスタマイズ可能な全キャラ共通の『汎用EXスキル』が2つ、合計3つを戦闘中に使用することができる。 専用EXスキルは従来のEXモードに準じたもの(ティナの「トランス」など)も見られるが、EXモードのような単なるパワーアップではなく、その効果はキャラの個性が立ったより多彩なものになっている。 ブレイブ攻撃のカスタマイズ不可 3VS3になったことに伴い、キャラの個性を薄れさせないための変更である。 PSP版にはないダッシュ中のブレイブ攻撃が追加されており、攻め手はむしろ増えている。 HP攻撃のセット数が1つに 6名のキャラクターが混戦する作風ゆえ、HP攻撃も複数あると煩雑になりすぎるための変更。 HP攻撃の選択によって戦術も変わってくるようになった。また、地上と空中の両方で同じHP攻撃を発動できるようになっている。 一部、地上と空中で技の仕様が変わるHP攻撃も存在する。また、例外的にHP攻撃を2つセットできるキャラも存在する。 前作にあった派生HP技は廃止されている。 「壁激突」システムの変化 一部の攻撃で相手を吹っ飛ばし壁に当てることで発生する要素だが、これが大きく変わった。 PSP版では一定割合の追加ダメージを与える効果だったが、本作では一定時間無防備になるように変更されている。 他の味方からの追撃ができたり、当てづらいHP攻撃でもこれを経由すれば当てやすくなるなど、「壁ドン」と通称されて前作以上の重要要素となっている。 キャラクターレベルのシステム一新、プレイヤーレベルの追加 今作ではアーケードゲームらしい競技性を出すためかレベルや装備品によるパラメータの上昇といったRPG要素は廃されている。 現在どのキャラも、効果補正のない状態での基本HPは3500、基本ブレイブ値は1000で固定。 システムとしてのキャラクターレベルは残っているが、レベルに応じて新たなHP攻撃を取得したり、後記するチャットや追加コスチュームが追加されたりといったものになっている。 後から覚えるHP攻撃が強いといったことはなく、単に選択肢を増やすだけに留まっている。 また、キャラクターレベルとは別に使用キャラを問わずレベルが上がる「プレイヤーレベル」が追加された。こちらはレベルに応じて汎用EXスキルを習得できる他、一定レベルまで上げるとキャラクターレベルの経験値に補正がかかるボーナスが適用されるようになる(*3)。HP攻撃が全種類揃うキャラクターレベル10までのみで適用され、キャラの乗り換えを行いやすくするための仕様である。 デジョントラップの廃止 3VS3向けにステージを設計するにあたって「場外」が無くなったためか、不要なものと判断された模様。 召喚獣のシステム変更 「パーティメンバーの絆による超必殺技」的ポジションとされ、パーティ共有の「召喚ゲージ」を貯めたうえで筐体中央の召喚ボタンを長押し(詠唱)することで召喚される。 召喚に掛かる時間はボタン同時押ししている人数が多いと早くなる。3人同時に押せば一瞬で召喚できるため、チーム間で連携して同時に召喚すれば隙もほぼ発生しない。 召喚中は「4人目の仲間」としてフィールドを暴れ回り、敵のブレイブをごっそりと奪っていく。また、召喚前、召喚後でそれぞれ各召喚獣に応じた「オートアビリティ」がパーティ全員にかかってくれる。 召喚ゲージはエリア内に出現する「召喚コア」(前作までのEXコアのようなもの)を破壊することで溜まる。攻撃を当てる事でも少し溜まる。 味方とのコミュニケーションシステムの追加 予め用意された定形文でPTメンバーとコミュニケーションを取れる「シンボルチャット」システムが追加。全てボイス入りとなっており、最初から所持しているもの以外はキャラクターレベルを上げる事で購入可能になる。 その内容は多岐に渡り、挨拶や謝罪といった基本的な会話からターゲットの相談や召喚獣の呼び出しといった戦術的なもの、果ては原作の名(迷)言まで用意されている。 同じ内容でも各キャラクターの個性を反映したセリフになっている。 連続でチャットボイスを打った場合、前のチャットボイスは発声がキャンセルされるため、台詞を疑似的に繋げて更にネタ台詞を作ることも可能。 試合ブリーフィングタイムの間に即興コントを始めるノリのいいプレイヤーも散見される。 キャラクター関連 稼動時には『FF1』から『FF14』から前作までのいわゆる「コスモスサイド」(原作での主人公・味方キャラクター)から14人を操作キャラとして投入。約2ヶ月に1体ほどのペースで追加キャラが実装される。 エースからゴルベーザまでの間の新キャラは後記する「神々の闘争」と呼ばれる勢力戦で一定値のポイントを得たプレイヤーのみ先行開放される形式で追加されていた。 Ver1.450で参戦したノクティス以降の新キャラクターは最初からプレイヤー全員が使用できる形で追加されている。後述の家庭版『NT』では追加DLCとして導入されている。 追加分含めて50体くらいはピックアップしており、過去作で登場していたキャラクターも全員揃える予定であったが、達成できないままアップデート終了となった。 稼働約2ヶ月半後のVer1.100アップデートで、『FFT』からラムザが参戦し、シリーズ初となるナンバリング外作品からの参戦が実現した。さらにVer1.301に『FF零式』からエースも参戦している。 キャラクターには以下の4つのタイプが割り振られている。タイプごとに得意不得意がはっきりするようになっていて、過去作のように全距離に対応しているキャラは少なくなっている。 現時点での使用可能キャラと、各タイプの割り当ては以下の通り。なお、ソロ出撃の際のマッチングでは、これら4つのタイプがパーティー内で被らないことを優先してチーム編成が行われる。 HEAVY 動作は遅めだが、一撃が重い。 ウォーリアオブライト、フリオニール、セシル、クラウド、ガーランド、セフィロス、暗闇の雲、ヴェイン、スノウ、アーデン SPEED 一撃は軽いが、機動力が高い。 スコール、ジタン、ティーダ、ライトニング、カイン、クジャ、ジェクト、ノクティス、ロック、ティファ SHOOT 接近戦は不得手だが、遠距離からの攻撃が得意。 ティナ、シャントット、ヤ・シュトラ、ケフカ、エース、皇帝、アルティミシア、ゴルベーザ、リノア、ユウナ UNIQUE 他にはない特殊な能力を持っている。 オニオンナイト、バッツ、ヴァン、ラムザ、エクスデス、カムラナート、ゼノス 多くの対戦ゲームと同様、マッチングは戦績で上下する階級(ランク)によってなるべく偏りの起きないよう判定される。階級は9階級×5段階で、合計45段階。 特徴的な点として、ランクはプレイヤー毎にひとつではなく、各キャラクターそれぞれに対して設定されている。 特定の条件を満たす度に、他のキャラのランクが自動的に一定ラインまで引き上げられる。これにより、新しいキャラクターを使いたい場合にも最初からランクを上げ直す必要はなく、初心者狩りを未然に防いでいる。 バトルステージ関連 今作ではバトルのフィールドも前作から一新されている。 I コーネリア II パンデモニウム III 浮遊大陸 IV 月の渓谷 V 次元の狭間 ラストフロア VI ナルシェ周辺 VII ミッドガル VIII 約束の場所 IX アレクサンドリア城下町 X ビサイド島 XI 天輪の場 XII 王都ラバナスタ XIII 聖府首都エデン XIV ポルタ・デクマーナ XV 王都インソムニア タクティクス オーボンヌ修道院 零式 魔導院 噴水広場 DFFNT 決戦の場 本作では、最終ダンジョンなど、終盤の戦闘舞台が中心となっていた前作とは対照的に、基本的にプロローグもしくは原作で象徴的な場所を優先的に選定されている。 とは言え、印象に残っているかどうか、他の作品に類似した場所がないかも判断材料となっており、IIとIV、Vからはそれぞれ最終ダンジョンが選定されている。 セーブポイントや移動の魔法陣まで再現しているラストフロア、宝箱が設置されていた外れの海岸も再現しているビサイド島を初めとして、いずれのステージもよく作り込まれている。 いずれのステージにも戦闘が佳境に差し掛かった時のクライマックス演出が用意されている。世界が崩壊するナルシェ、アレクサンダーが召喚されるアレクサンドリア等、各作品のイベントを盛り込んだ演出が加わる。 条件を満たすと天輪の場、ポルタ・デクマーナはステージ構造が変化するが、他はあくまで演出のみ変化する。 その他 タイトー製筐体の共通ICカード「NESiCA」にデータを記録する。自身の階級や育成状況、戦闘記録が記録される。 また、専用のプレイヤーズサイト「SANCTUARIUM」に登録することで、名前が登録できるほか、称号の獲得、BGMの変更、シンボルチャットの編集、ボタンコンフィグの変更、汎用EXスキルを設定するバトルセットの内容変更、BGM、アイコン、チャット等を購入するショップなどのいわゆる「サポーター要素」を使える。加えて、各種ランキングに名前を載せることができる。 筐体でもバトルセットのカスタマイズは可能だが、時間制限があるためじっくりと考えるためにもサイトからの設定が推奨されている。 評価点 媒体の変更によるグラフィックの大幅な向上。 PSP版もハード性能上大いに努力したグラフィックではあったが、やはり世代の差、据え置き機と携帯機の差は大きく、十分な進化を遂げている。 ダメージを受けると、兜の角が折れたり身体に汚れが付いたりするなどの演出も加わった。 前述のように、特にステージについては過去作と同等以上に再現性の拘りも強い。 システムの都合上、決め技「EXバースト」など廃止せざるを得なかった演出要素もあるが、それを大画面と高画質が少なからず補っている。 PSP版から受け継がれている、シリーズを平等に扱い優遇作品を作らない、お祭りゲーとして理想的な姿勢。 追加キャラクターの人選を中心に、特定のナンバリング作品への偏りはほぼ見られない。 また、稼働が続けば(ある程度の知名度と人気があれば)自分の好きなこのキャラも出してくれそう、という期待感と信頼も強まり、プレイヤーのモチベーション向上にも役立っている。 キャラの原作再現の強化。 全体的にキャラの性能が一新されており、より原作に近づいた技が増えた。 前作までではコスモスサイドのキャラクターは使いやすい性能になるよう調整されていたが、今回は全員尖らせるという方針の元に原作に準じた技が加わっている。 例として、スコールは攻撃と同時にボタンを入力するとダメージが上昇する、いわゆる「ジャスト入力」を搭載。前述した固有のEXスキルでは敵から魔法を「ドロー」して、敵のタイプごとに違った魔法を入手、その場でジャンクションして能力を上げるといった具合に、原作での個性をより強く引き出す技を擁している。他にも、前作まででは体当たり技だったラフディバイドは原作同様の斬り上げ技となり、エフェクトも一新された。 その他のキャラでも原作での「たたかう」と同じモーションの技が実装されていたり、ジタンがぬすむを使えるようになっていたりと原作に紐づいた技が実装されている。 中でもバッツは味方のモーションをものまねする過去作から一新され、技ごとに各ジョブに応じた攻撃を繰り出す「1技1ジョブ」のスタイルとなり、バッツ自身の新たな個性を手に入れている。 他にも戦闘中に忍者や賢者にジョブチェンジするオニオンナイト、ダッシュブレイブに特化したティーダ、魔法中心の戦術となったシャントット、HP攻撃主体となったヴァン等、前作までとは別の戦術となっているキャラも多い。 召喚詠唱時に原作での魔法詠唱ポーズを取ったり、ドロー時にガンブレードを横に構えるスコール、技の終わりに腕組みを行うティーダ等細かいところでも原作を意識している。 召喚の派手さ。 超必殺技的ポジションとされているだけあって、廃止されたEXバーストに代わって派手な演出で魅せてくれる。 演出の派手さだけでなく、敵のブレイブをごっそりと奪っていく攻撃力と召喚後オートアビリティによって劣勢からの逆転も狙えるシステムとなっている。 召喚獣のブレイブ攻撃ではブレイクせずブレイブ0でストップするので、そのままプレイヤーのブレイブ技でブレイクさせてブレイブを稼ぐことができる。そこから高威力のHP攻撃を差し込むことで大ダメージを与え、戦況を変えるきっかけを作り出すことも可能。 召喚成功時の恩恵が大きいため、必然的に召喚は戦略の中心となる。召喚に必要なゲージを大きく上昇させる召喚コアを壊すため、特定の数箇所からランダムに出現するコア付近は自然に激戦区となり、闘いにメリハリが生まれている。 以前は先に割れるかどうかには運の要素が強かったが、Ver1.220以降よりコア出現の5秒前には出現位置に予兆が出現するようになったため、確実にコアを割るために予兆の段階で近くにスタンバイしたり、コアを割りやすいキャラを近づけないようにしたり、距離が遠くともコアに群がる敵を遠距離攻撃でコアもろとも一掃したりといった駆け引きが生まれる。 戦闘BGMの増加。 前作でアレンジされていない曲を中心に各ナンバリングから新アレンジ曲が用意されている。 また、アップデートを経て前作でのバトルBGMのアレンジ曲も全曲搭載されている。 アップデートによりそれぞれの曲に原曲版が追加されている。過去にアレンジ版しか実装されていなかった曲にも追加されており、配慮が行き届いている。 初期状態ではI~XIVの各作品から新規にアレンジされた曲が1曲ずつ、計14曲がランダムに指定される。その他の曲は主にプレイヤーズサイト内のショップで新たに購入するか、後述の勢力戦「神々の闘争」の報酬で入手できる。 購入にはゲーム内で入手できる「ギル」というゲーム内通貨を使用する。一つ一つの品目に課金をする必要はなく、入手額も幾度かのアップデートを経て丁度いいラインに落ち着いている。 「神々の闘争」では原曲のみの追加であったり、『FFレコードキーパー』『時忘れの迷宮』などディシディア以外でのアレンジ版楽曲が追加されたりする。 ブリーフィング画面に時間制限があるため過去作のように戦闘前に曲を指定することは出来なくなっているが、プレイヤーズサイトからBGMセットを設定することにより選曲されるBGMの種類を絞ることができる。 ただし、ショップの利用、セットの作成及び設定は有料会員限定の機能である。 シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバルとコラボしており、あちらをプレイしたNESiCAでプレイすると新たなバトルBGMを獲得できる。 3vs3バトルになったことによる、PSP版からの戦い方の変化・進化。 本作は多対多の戦闘になり、各キャラのタイプに基づく「役割」が重視される。PSP版と違って必ずしも自分で敵を倒す必要性はないし、逆に自分が倒されなくても敗北の可能性はある。 「他の味方を相手している敵への不意打ち狙い」「ひたすら味方への援護狙い」などの戦術も取れるようになった。 複数人対戦型のゲームなんだから当たり前の話と言えばそうなのだが、元々その形式ではなかったPSP版から、違和感なく本作への落とし込みが行われている。 原作のFFシリーズ自体「パーティで戦うRPG」であるため、『デュオデシム』のアシストシステムなどで疑似的に再現されてきた「仲間との共闘」を、本作でようやく体感できるようになったとも言える。 基礎的なゲームバランスでの安定感。 稼働当初1ヶ月ほどは混迷したバランスであったものの、稼働1ヶ月後、2ヶ月半後における二度のアップデートにより大きく初期のゲームバランスが是正され、早々に安定した。 稼働時期がまだ短いということも大きいが、その後は極端に性能が低い・高いということはあまりなく、あっても即座に対応される形で現在まで来ている。 ヤ・シュトラのHP攻撃「スピリチュアル・レイ」が大幅強化され、高すぎる吸引性能が大きくバランスを乱した際は即座に大きな非難が起きた。また、オニオンナイトは強みであった「クイックダッシュ」が大幅に弱体化され、代わりに強化されたと言われていた賢者時の攻撃も使いづらさが際立って1人だけ群を抜いて弱い位置に立たされていた。これらについては1~2週間後に緊急アップデートが行われて是正されている。 プレイヤー間での強キャラ・弱キャラの共通認識ができる程度にはキャラ間格差はあるが、とりあえずどのキャラクターを味方に引いても敵に引いてもほぼ悪感情が溜まらない程度には上下差は少ない。 PSP版という前作も存在するものの、変更点も多く開発体制も全く異なるため実質的な新作であることを考えれば十分評価できる要素である。 ユーザーの声をよく取り入れる姿勢。 Twitterやフォーラムへの要望や投稿をよく確認しており、現環境の問題点をいち早く見出そうとする姿勢が好評。 各地大会や月一回ほどのペースで行う公式生放送などでも広く声を取り入れており、ディレクターの現状分析も定期的に出るためプレイヤーの不安感は少ない。 開発者も実費でプレイしており、最上位のランクに実力で入っているスタッフもいる。 賛否両論点 カードの使用前提 NESiCAを使用しなければ、チュートリアルしかプレイできない。ミッションくらいはプレイできてもよかったのでは…という声も多い。 もっとも、経験値を溜める仕様上、他のモードをプレイさせないのはやむを得ないとも考えられる。 最初は全ての技を使用することができず、全て揃えるにはそれなりの経験値が必要 キャラレベルを上げなければHP攻撃が、プレイヤーレベルを上げなければEX技が、それぞれ増えていかない。 特に問題なのがHP攻撃の方で、1試合に1つしかセットできない性質上キャラクターの性能に直結するため、選択肢の数は非常に重要になる。 例えばケフカは、SHOOTタイプであるにもかかわらず、最初にC.Lv1で覚えているのはクセのある接近技である「はかいのつばさ」であり、初級者には使いにくい状態となっている。 また、初期VerのクラウドはC.LV10で覚える「超究武神覇斬」以外の性能が低く、これを覚えるまではかなりの苦戦を強いられていた。 汎用EXスキルの方も、SHOOTタイプ必携とされる「テレポ」を覚えるのは、かなりプレイを重ねてからとなっている。 プレイヤーレベルが上がるとキャラ経験値の獲得量が増えて2キャラ目以降が育てやすくなったりと、ある程度の配慮は行われている。 パーティー出撃のメンバーは同店舗のみ。ヘッドセットによるボイスチャット機能も同様。 このため、地方などあまりプレイ人口が多くない店舗ではパーティー出撃をほとんど遊べない事も。 インカムがオンラインに対応しておらず、パーティ出撃の最たるメリットである声出し等の連携を活かせなくなるため現状では同店舗のみとなるのは必然であるが。 プレイ時間がやや短い プレイ料金は100円1PLAY、200円3PLAYとなっているが、連勝による勝ち抜けが付いておらず、勝敗に関わらずプレイ数は一定となる。 試合時間4分が若干短いという意見も見られる。運営によると、概ねどのプレイヤーも平均試合終了時間は2分30秒ほど。 ラストフロアやアレクサンドリア等の狭いマップが選出されていると、10分前後で3PLAYが終わってしまうこともしばしば。 前述した通り、タイムアップ時には両者敗北扱いとなるため、全員のクラスポイントが減少することに不満を持つプレイヤーも多い。とはいえ、敗色濃厚時にガン逃げして引き分けに持ち込むことをさせにくくする効果もあるのも事実である。 アップデートにより召喚獣が出ている間は試合時間が停止するようになった。これにより試合時間は(互いに召喚できれば)1分ほど延長され、タイムアップは起こり辛くなっている。 勝ち抜けに関しては、3VS3のオンライン対戦である関係上、確実と言っていいほど起こりうる敗北時に原因となったプレイヤーを叩く流れを防ぐため、実装の予定は全くないとのこと。 後に一部店舗では30分400円/60分間の700円の時間貸しモードを選べるようになり、試合が短く終わっても回数を回せるようになった。 シンボルチャット キャラごとの雰囲気はしっかり出ているのだが、戦況や状況を伝えにくい内容になってしまっているキャラもいる。 特にヴィランサイドのキャラクターは婉曲的な言い回しのチャットが多く、初見では意味がわかりづらい。皇帝とセフィロスのチャットの文面が差し替えられたことも。 キャラ同士の掛け合いや細かなネタの削除。 前作で好評だった戦闘開始時の敵キャラとの掛け合いが削除され、汎用戦闘開始ボイスしか話さなくなった。 キャラクター追加の度にボイスが必要になってしまう関係だろう。代わりではないがチャットシステムがあるため、これで満足したいところ。 前作ではHP攻撃ウィンドウやEXバースト入力成功時のSEが原作に使われているものと同じだったが、これも削除されて汎用のウィンドウやSEとなっている。 ウィンドウについては多人数対戦のため、色で敵か味方かを、形で行動の種類を示すようにしており、開発側としても残念な部分だとコメントしている。 問題点 特定タイプの優遇 稼働初期はSPEEDタイプが優遇されており、上記のタイプ説明では一撃は軽いとされているが、いずれのキャラも火力は他タイプとほぼ同等であり、機動力に優れるという利点だけが残っていた。 その後の調整でタイプ間の格差は是正されてきたが、2020/01/23のアップデートでHEAVYタイプ全体が強化されすぎてしまい、HEAVYタイプが環境の中心に。その後調整されることなく、最終大型アップデートを迎えてしまった。 神々の闘争(勢力戦)の不備 Ver1.300より、1~2ヶ月に一度、約二週間ほどの期間での勢力戦システムが解禁された。 各シーズン毎に2つの神のいずれかに従事して、期間中は全国対戦・ミッションを問わず、全てのプレイヤーが参加することになり、各陣営のプレイヤーがバトルで得たポイントの合計値によって勝敗が決定する。 ポイントは勢力戦の勝敗を決める「勢力ポイント」と、報酬を獲得できる「個人ポイント」の二種類が存在し、個人ポイントに応じてプレイヤーアイコン、BGM、称号、新規キャラクターの先行解放権などを獲得できる。また、勝利陣営ではポイント必要量が緩和され、貰える報酬が増える(*4)。 期間中は基本的に敵勢力としかマッチングしないため適切なマッチングにならないことが多く、味方とのランク差が激しかったり、パーティメンバーのタイプが偏ったりと変則的なマッチングになることが多かった。 また、人数差がある場合少ない方の勢力にポイント補正が追加されるが、その補正が人数差51%対49%で1.1倍と非常に極端であり、補正の強い側に多少流れた程度では補正もさして変わらず、少ない方の勢力が圧倒的に有利な状況であった。 マッチングで敵勢力のみのパーティが組めなかった場合、及び異なる勢力間でパーティ出撃した場合には「エクストラバトル」という勢力ポイントが加算されないバトルとなるため、人数の多い側が勢力ポイントを稼ぎやすいわけではなく、そもそも補正が少人数勢力の後押しにしかなっていない。 加えて、獲得できる個人ポイントが勝利時でも1戦20~30程度で、敗北時は1桁と少ない点も不満の声が大きい。(報酬を貰う際には基本的に500~1000ポイント単位、勢力称号に至っては30000ものポイントが必要とされた) 回を重ねる毎に改善はされてきており、第4回では敗北陣営でも経験値ボーナスは全て入手可、エクストラバトルでも勢力ポイント入手可(勢力別マッチングの際は「ファンクションバトル」となり、さらに多くのポイントを獲得可能)となっている。 第7回~11回は4ヶ月連続で闘争が行われ、期間と報酬獲得までのポイントが半減される「ライト版」となっていた。 第12回以降では勢力がマッチングに反映されなくなり、報酬による新キャラの先行使用権も廃止されて闘争開始と同時に新キャラを使用できるようになった。また、「再編」と題して過去の闘争報酬を再度獲得できる新たな闘争が定期的に開催されるようになっている。 一部ステージの構造 フィールドは広いステージから狭いステージまで用意されているが、広いステージと狭いステージの差が大きすぎる。 「閉所」と呼ばれるラストフロアとアレクサンドリアは、ただでさえステージが狭い上に構造が複雑で壁激突が起きやすい。そのため乱戦になりやすく、一瞬で勝敗が決まってしまうことも珍しくない。 特に最終大型アップデート前のラストフロアは初期位置が上層vs下層の場合があったが、下層側は上層側に攻撃が届かないため、下層側のチームが不利となっていた。挙句の果てにこのMAPは狭い上に段差が多く、アレクサンドリア以上に壁激突しやすい事もあって、接近戦が苦手なSHOOTタイプには戦い辛いステージとなっている。 逆に広すぎるのがナルシェ、ビサイド島、コーネリアなど。これらのステージではタイムオーバーになりやすい。 + 2019年7月現在で解決済みの問題 狭いステージの最たるものがバージョン初期のエデン。サーキットを舞台としているためか、非常に横幅が狭く壁激突が発生しやすいため対戦が混戦になりやすく、早期決着も多い。 狭すぎるがゆえに他のステージでは活躍しづらいHP攻撃が機能しやすくなることも多く、「エデンはノーカン」等の不満の声も多かった。 以前はマップがセットの決定後に公開されていたが、アップデートでマップを見てからセットを選択できるようになった。これによりエデンへの不満がさらに高まると考えたためか、同日のアップデートで全国対戦ではエデンは選択されないようになり、後にエリアが大幅拡張された上で再び選択されるようになった。 ちなみにビサイド島は、エリアの半分ほどを占める水の上では地上の移動速度が下がる効果があるため、地上戦を得意とするフリオニールを初めとして一部キャラが割を食うステージとなっていたが、Ver.1.210より水上の移動速度減少効果が削除された。 マッチングの不備 上記のように基本的にタイプを選出してマッチングしていると思われるのだが、プレイ人口が少ない時間でもないのに事故気味な構成がしばしば起きる。 例を挙げると、SHOOTタイプが重複し、前衛があまり前へ出られない性質のUNIQUEだけでの構成など。勝てない訳ではないが、戦略上かなり厳しい。 マッチング時には階級のみを参照し、プレイヤーレベルや最高階級を参照しておらず、メインキャラでその階級まで行ったプレイヤーと引き上げによりその階級まで上がったサブキャラが同じようにマッチングされるため、得てして同ランク帯でも腕前の差が付いていることが多々ある。 パーティ間のランクに差がついているときは増減するクラスポイントに補正が付くようになったが、このような表面上の同階級については補正はかからない。 また、2人でパーティを組んでいる時は必然的にもう1人ソロ出撃中のプレイヤーが選出されるが、パーティが階級の合計を合わせるようにマッチングされるので1人だけ階級が極端に高いマッチングがされることもある。 2人パーティ+ソロ対3人パーティやソロ3人対3人パーティというマッチングもたまに見かける。ソロがいる側にポイント補正はかかるものの、連携の差は考えるまでもなく、大半の場合敗色濃厚となる。 階級の上がりやすさの格差 現行のバージョンでは戦闘中の評価に応じて増減するクラスポイントが変動する。 評価の基準には様々な要素が関わっているが、特に与ダメージ量のポイントが大きく、これによってタイプ間で格差が発生している。 SHOOTタイプは遠距離攻撃専門ということで役割上、攻撃を当てる機会が多いため、獲得ポイントが高くなりやすい。 逆にSPEEDタイプは囮や援護が中心の役割であり、攻撃を当てる機会が他のタイプよりも少ないため、獲得ポイントが低くなりやすい。 バランス調整 この手のアーケードゲームにはお馴染みであるが、アップデートによる環境の遷移が激しい。 代表的なのがフリオニール。非常に性能の変遷が激しいキャラである。 過去作では地上戦特化というキャラコンセプトがゲームにマッチしていないとの声も多かったが(空中の方が圧倒的に広く、また空中にいる機会が多いため)、今作でもそのまま地上戦特化キャラとして登場。 稼働当初は超高性能なダッシュ技チェインムーブとHP攻撃「マスターオブアームズ」「ルーラーオブアームズ」により、高性能な近距離技を持つティーダ、壁激突からも繋がるサーチHP攻撃を持つライトニングと並んで三強と言われていた程だった。肝心の地上技はというと、高低差に弱いなどの欠陥を抱えており、自分から当てる機会に乏しいものの、疑似的な永久コンボが可能だった。 2015年12月16日のアップデートによりブレイブ攻撃の永久コンボ・ブレイブ攻撃キャンセルHP攻撃のコンボ・超高性能だったHP攻撃「マスターオブアームズ」が弱体化。地上技は何の強化も施されずほぼ価値を失う。一方で弱体化されなかったチェインムーヴ・ルーラーオブアームズが主流となり、空中を飛び回って相手を追い詰めるという、地上戦特化コンセプトをほぼ無視した戦いが基本となってしまった。この時点でもスコールと並び、トップクラスの性能を持つキャラと認識されていた。 2016年2月4日のアップデートにより、チェインムーブとルーラーオブアームズの性能が大幅弱体化。代わりに地上技が強化され、ようやくコンセプト通りの戦い方が主流になった。…が、自分からHP攻撃を当てる機会に乏しいため自分から試合を決めにいくのが難しく、自分がブレイブ技で敵を固めている間に味方にHP攻撃を当ててもらうという「歩くバインガ」戦術が基本となった。この戦い方はサーチ技を差し込まれてしまいやすく、キャラ性能は下位に低迷した(フリオニール1弱の声も多かった)。 2016年6月27日のアップデートでは、HP技が強化され、ブレイブ技で固めるだけでなく自らHP技を当てやすくもなり、一気に強キャラの座まで帰り咲いた。また、今まで全HPの中でぶっちぎりの使用率の低さを誇っていた「リベンジオブアームズ」が大幅に強化された(*5)(*6)。 その後も幾多のアップデートを経て、2月4日ほどの顕著な弱体化はないものの、新キャラの追加や調整による環境の変化によりやや苦しい立ち位置となっている。 稼働初期には弱キャラと言われていたクラウドが中堅~強キャラに調整されたり、強キャラだったスコールやティーダが中堅キャラ程度に引き下げられていたりと調整にはしっかり力を入れてはいるが、顕著な弱体化や強キャラへの無調整もしばしば見られていた。 召喚獣に関しても、2019年2月の大幅なアップデートがされるまでは、稼働初期からほぼ一択のような環境が続いていた。 プレイヤーズサイトの有料機能 キャラクターレベルに応じてチャットやコスチュームがショップに追加されるのは前項で述べた通りだが、これらを購入するためのショップ機能を使うには毎月数百円の有料会員登録が必須となっている。 購入できるチャットの中には、前に出る、下がる、援護を頼む等、味方との意思疎通のために欠かせない物が多い。そのため、ソロ出撃においてはチャットを購入しているかどうかで味方との連携に差が付いてしまう。 また、有料登録をしないと汎用専用EXスキルの登録可能セット数が10→3に減らされてしまい、選択の幅が大幅に狭まってしまう。 以前はキャラクターやHP技、EXスキルの使用率ランキングが時期別に見られず、稼働初期からの累計しか確認できなかった。 アップデート追加キャラは使用率0%からのスタートであったりと、長期的な分析しかできなかったがアップデートによって直近2週間のものを参考にするようになって現在のトレンドが理解しやすくなった。 リプレイ機能の非搭載 ライブモニター等の、対戦リプレイを視聴できる機能が搭載されていない。3vs3のこのゲームにおいて、リプレイを確認できないのはかなり不便である。 公式ではUSBメモリにプレイ画面を録画して持ち帰って確認することを推奨しているが(*7)、機器が用意されていない店舗も多く、プレイ画面を直接録画する仕様上俯瞰や自分以外の視点からの確認が出来ないこともあってもう一歩足りないのが現状である。 その場でリプレイを確認できないので、他のアーケードゲームではよく見かけるゲーセン内での意見交換が出来ない点も惜しまれている。 こういったリプレイ動画ではプレイヤーの行動記録をもとに、CPUが全く同じ行動をとることでリプレイ動画を生成するが、通信によるズレの再現が難しいため実現は難しいとの回答が返されている。 キャラ数の少なさ、ややゆったりした追加速度 主人公キャラを優先的に登場させたため、稼働初期は少年~青年の善玉キャラクターが大半を占めており、キャラ系統に大きな偏りがあった。 2017年までは旧作キャラの追加を優先していたが、2018年の家庭版の発売以降、完全新規キャラの参戦が増えてきている。新たなキャラの追加に喜ぶプレイヤーもいるが、過去作プレイヤーからは、本作にまだ登場していない旧作キャラの追加を優先してほしいという声も散見されている。 例えば、隠しキャラ扱いであったとはいえ第一作から参戦していたガブラスの実装はかなり後まで見送られており、12からはヴェインが新規キャラとして先に追加された。 2019年7月現在、およそ2ヶ月半毎のペースでキャラ追加が行われており、キャラ追加のない月にはキャラ衣装、シンボルチャットなどの追加コンテンツが配信されている。 + 2019年7月現在で解決済みの問題 稼働時点で14人というキャラ数は多いとは言い難い。PSP版の最終作である『デュオデシム』と比較すると半分未満である。 3vs3、つまり1試合6人という人数に比してこの数であるため、顔ぶれがあまり変わり映えしない。 グラフィック関連を中心に1から作り直している部分も多いため、PSP版からの減少自体は致し方ないと言うべきだが、それを踏まえても試合規模を考えると少な目。 主にPSP版でカオス陣営を持ちキャラにしていたプレイヤーに辛い状況が続いているが、キャラ追加に伴い徐々に好転してきてはいる。 前述の通りキャラ追加は1ヶ月半から2ヶ月に1キャラペースとアナウンスされているが、追加ペースはそれより遅く、2ヶ月半強/キャラといったところであった。 2017年8~11月にかけて毎月新キャラ追加されることが発表され、2017年12月時点で平均的に見ると1ヶ月強/キャラとなり、ようやく宣言通りのペースになった。 2017年までは旧作キャラの追加を優先していたが、2018年の家庭版の発売以降、完全新規キャラの参戦が増えてきている。新たなキャラの追加に喜ぶプレイヤーもいるが、過去作プレイヤーからは前述したガブラス等、本作にまだ登場していない旧作キャラの追加を優先してほしいという声も散見されている。 尚、2ヶ月半/キャラというペースは絶対的に見て物凄く遅いという訳ではないのだが、なにぶんそれより早いペースを宣言してしまっていることと、まず旧キャラから入っている状態であることが重なり、多くのファンがやきもきさせられている。 シリーズファン向けのキャラゲーとしての側面も持つ本作においては自分の好きなキャラに出てほしいという声は多く、少々バランス調整を無視してでもキャラ追加を優先してほしいという声も聞かれる。 稼働初期はステージ数が6つとあまり多くなく、稼働から1年3ヶ月以上経ってようやく10ステージ以上揃った。 稼働1年で2ステージ(と既存ステージ改装)と初期のペースは遅めで、稼働から2年が経過してようやく初期参戦した全ナンバリングから1ステージずつ実装されることとなった。 主人公キャラを優先的に登場させたため、稼働初期は少年~青年の善玉キャラクターが大半を占めており、キャラ系統に大きな偏りがあった。 主人公を無視して他のキャラクターを参戦させたりすれば論争の火種にもなるため仕方のないところだが、やはりこの辺りも当初参戦数の少なさの弊害と言える。 男性にはガーランド(FFI)、ヴェイン(FFXII)のような貫禄のあるキャラや、女性には暗闇の雲(FFIII)、リノア(FFVIII)などのキャラが追加されることで、偏りは徐々に改善している。 プレイヤー間に摩擦を起こさせるような要素の含有 一般的にアーケードゲームは家庭用ゲームに比べマナーが良くない傾向にあるが、ディシディアは元が家庭用ゲームであったため、アーケードに移行するにあたってこういった事情に少し疎すぎたのでは、と思わせる要素がある。 主に挙げられるのは、「拒否系チャット(通称・拒否チャ)」、「マイナーなHP攻撃・EXスキルのバトルセット(通称・マイナー技)」の2つ。 拒否チャについては、再生されるキャラボイスに不快感を催させるものが、いくつかある。上に挙げたキャラリストを見ればわかるように、高慢で威圧的態度のキャラや、明らかに邪悪な悪役キャラも参戦しており、キャラボイスもそのキャラのイメージを尊重したセリフになっているのである。そのため、本来の使い方である提案拒否(*8)には使いづらいものが多い。これを悪用して、自分の気に入らない事態になった際、故意に味方を不愉快にさせるために使う悪質なプレイヤーが出現した。 特に稼働初期からのキャラクターはコスモスサイドであるにもかかわらず全体的に口調が強く、冷酷な印象を受けやすかった。 この点については、NT発売以後に追加されたキャラクターは拒否の表現が比較的丁重なものにされている。 他にも、次のようなチャットを本来必要な場面以外で出すこともこれに準じる。援護チャット(通称・名指し)、さようなら系チャット(通称・バイチャ)、挨拶系チャット、感謝系チャットなどである。これらも、故意に味方を不愉快にするために悪用されてしまっている。 他の人の気持ちを考え礼儀正しく振る舞うのが当然だが、「運営が用意したものなんだから自由に使って良い」と開き直る非常識極まりないプレイヤーも存在。前者のような善良なプレイヤーの割合が少しずつ減っているのも事実である。 稼働初期はほとんどのプレイヤーが極めてマナー良くプレイしており、アーケードゲームとしてはやや異質なほどであった。しかし稼働から時間が経つにつれて徐々に悪化していき、今ではこれらを多用するプレイヤーが後を絶たない状態となっている。 マイナー技については、そのキャラのブレイブ攻撃の性能とシナジーの低いものや、味方の性能とのバランスを考えないもの、単純に性能の低いHP攻撃や、汎用EXスキルを選ぶことがこれに当たる。 普通アーケードの対戦型ゲームは勝ち抜き式であり、負ければそこでプレイが終わってしまうため、こういった技を選択するプレイヤーはごく少なかった。しかし本ゲームは料金ごとにプレイ回数が固定であり、勝っても負けても試合数は同じとなる事、また元が家庭用ゲームであり、それもFFという対戦とはほぼ無縁のRPGの派生作である事から、マイナー技を選択しているプレイヤーはそれなりの数にのぼる。 こちらも「運営が用意しているものなんだから好きに選んでよい」という意見と、「その場に応じて適切な性能のバトルセットを選ぶべき」という意見に分かれている。 そもそもを言えば迷惑プレイヤーを排斥できる機能がないのが最大の問題点である。 そのため、Twitterや匿名掲示板などで晒し・叩き・突撃などが横行。運営にも「拒否チャットを削除してくれ」「ミュート機能を導入してくれ」などの要望が送られていた。 とうとうVer1.490では、公式がこの要望があると認めた上で、指定した味方のチャットを表示、再生されなくなるミュート機能が実装されてしまった。 その他、敗北時はチャットが完全に使用不可になるなどの対策が取られているものの、対策としてはかなり表面的で、根本的な悪マナーの排斥にはなっていない。 総評 シリーズのさらなる進化版として登場し、パーティバトルというFFらしさを引き出したうえでグラフィックの進化や過去作同様の作り込みの良さも相まってシリーズファンの評価は高い。 キャラの強弱こそあれど、どのキャラも自身の強みを押し付けられる上、強キャラ相手でもチームの連携を活かせば十分に勝てるので対戦ツールとしての安定感は高め。アップデートによるバランス調整やバグ取りにも積極的で、生放送でプレイヤーからの質問に直接答える等運営の対応はきめ細やか。 新要素も多々あれど基本的なシステムは変わらず、チュートリアルもしっかり時間をかけてプレイできるため過去作のプレイヤーや初めてこのシリーズに触れるプレイヤーからしても触りやすい。 余談・その後の展開 Team NINJA開発ということもあり、同社の『DOA5LR』に搭載されていた「やわらかエンジン」の搭載の声もあったが、実装されないまま最終大型アップデートを迎えた。 2017年2月1日より、本作と世界観を共有するスマホゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』が配信されている。 2021年4月1日5時をもってアーケード版のネットワークサービスを終了する公式告知が出された。以降はチュートリアルのみのプレイとなる。 尚、後述するPS4/Steam版『ディシディア ファイナルファンタジーNT』では引き続きオンライン対戦が可能である。 ディシディア ファイナルファンタジーNT 【でぃしでぃあ ふぁいなるふぁんたじー えぬてぃー】 ジャンル チームバトルアクション 対応機種 PlayStation4Windows(Steam) 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 コーエーテクモゲームス(Team NINJA) 発売日 【PS4】2018年1月11日【Win】2019年3月13日 判定 良作 ポイント AC版の完全移植ストーリーが新規追加 ファイナルファンタジーシリーズ 概要(NT) AC版の家庭用機移植作。調整されたPS4をアーケード筐体に用いていたため、当初から家庭用への移植を希望するファンも一定数おり、実際スタッフも移植にある程度の含みを持たせていた。そして、2017年6月7日、公式生放送にて満を持して家庭用ゲーム機での発売が発表された。 タイトルの『NT』には「新しい物語」「新しい挑戦」など様々な意味がある、とのこと。サブタイトルの頭文字であることが明かされているが、どのようなサブタイトルなのかは明かされていない。 2018年11月22日より基本無料版となる『ディシディア ファイナルファンタジー NT フリーエディション』が配信開始。機能を対戦のみに絞り、操作キャラも日替わりである。 追加点(NT) ストーリーモード 1人プレイ用のモードとして追加。ムービーパートと、決められたシチュエーションでの3on3対戦を行う。 ストーリー原案はシリーズおなじみの野島一成氏が担当し、シナリオは『FFXV』のシナリオプランナーであった板室紗織氏が担当したとのこと(参考リンク)。 物語の中盤では、召喚獣とのバトルも用意されている。 新バトル「コアバトル」 お互いの陣地に配置されたクリスタル状の「コア」のHPを削り切れば勝ち、という新ルール。 コアの所定範囲内にそのチームのキャラクターがいる場合は、コアへの攻撃はブロックされる。キャラクターを追い出すか、ダウンさせることでコアへの攻撃が可能となる。 ルームマッチ レーティングの増減がない対戦モード。最大24人集合可能な部屋内で、自由に対戦が出来る。 AC版では出来なかったプライベートマッチが可能ということで、発売直後かなり盛り上がりを見せていた機能の一つであった。 待機中は設定したキャラクターでのシンボルチャットや、ボイスチャットで交流が可能。 ラッシュバトル AC版の「ミッション」に近いゲームモード。任意の難易度で5戦行い、ハイスコアを競う。 ラッシュバトルも3on3であるため、自分の味方はCOMとなる。ラッシュバトルをやりこむほど味方COMも強くなるのが特徴。途中止め(*9)などの芸当も披露してくれる。 UIレパートリーの増加 アーケード版のUIのほかに、画面の表示情報を極力シンプルにしたUIも新たに追加。 上述の「拒否チャ」がシンボルチャットのプリセットから外れた。 拒否チャを使いたければ、シンボルチャットをカスタマイズしてわざわざ入れる、という作業が必要となる。そのため、間接的ではあるが拒否チャ問題を軽減することとなった。 評価点(NT) 忠実な移植作品であること バグや目立った不具合もなく楽しめる。ゲームセンターでは 閉店時間 という障壁があったものの、本作であれば24時間プレイ可能である。 新しいバトル要素は好評。 召喚獣戦は、一見絶望的な攻撃範囲に見えて、きっちりと回避方法が確立されているという、初代DFFのカオスに近いような作りこみがされている。 キャラクターと召喚獣との掛け合いも健在。原作の細かいネタを拾ってきておりニヤリとすることも。 「コアバトル」も、今までフィーチャーされなかったHP攻撃やスキルに思わぬ活路があったりと、新鮮な楽しみ方ができる。 ストーリーも設定やキャラクターが光っている。 「アーケード版がなぜ存在するのか」「なぜ"神々の闘争"で報酬がもらえるのか」など、メタ要素に近いような設定を上手くゲームに落とし込んでいる。 シナリオに関しても、PSP版と異なり「共闘」による見せ場がいくつも用意されており、これまでのシリーズとは一風違ったクロスオーバーが楽しめる。 また、PSP版から原作よりの性格に変えて出演したティナ、クラウドや、PSP版で出番の少なかったシャントットの活躍シーンもファンを喜ばせた。 賛否両論・問題点(NT) 一方で、シナリオにはだいぶ雑な部分もある。 例えば召喚獣戦のきっかけ。一部の召喚獣はバトルまでに丁寧な導入が描かれるが、その他は「戦いに呼応して出てきた(意訳)」と一言テキストで紹介される程度と、かなり適当な理由づけである。 シナリオもエピソードがかなり断片的で、説明不足になっている部分も多い。ただこれは本筋のシナリオに対して、DLC追加キャラのシナリオが間に挟まる、というシナリオデザインになっているため、仕方のない点もある。 また、ボリューム自体も決して長くはない。シナリオのみを目当てにすると肩透かしを食らう。 ランダムマッチはコアバトルに非対応。そのため、コアバトルで本気で戦いたいユーザーはルームマッチでユーザーを募るしかない。 総評(NT) 基本的にはアーケード版と同じ感覚で楽しむことが出来、特段劣化した点もないため良質な移植作品である。 目玉の一つとなったストーリーは光る部分もあるが、全体としてみればボリューム不足な点もある。 そのため、対戦ゲームとしては上々だが、クロスオーバーを期待して買った層からは不満が噴出した。 余談(NT) 本作のシナリオは批判点の多かった『XV』と同じシナリオライターが手がけたため、シナリオライターが発表された時点でネットなどを中心に批判の声が多く聞かれていた。 そのような事態を収拾するためか、本作のクリエイティブディレクターである野村哲也氏が生放送で「(シナリオは)大丈夫です」とコメント。発売前に異例となる対応を行うに至った。 PSP版からいきなりこちらに飛んできたユーザからはシステムに困惑の声もあった。 対戦アクションとして洗練された本作だが、PSP版に存在していたLv、装備、ブレイブ攻撃の付け替えなどのカスタマイズ要素のオミットによってそもそもアクションの苦手なプレイヤーの敷居は上がったとも言える。 とはいえ3on3のシステムであることは公式HPや(当時)Twitterでも再三告知されていたため、確認せずに購入した者に責があるだろう。 『キングダム ハーツIII』のとあるワールドには、本作のロゴと、本作の召喚獣を模したおもちゃが展示されているエリアがある。 ロックバンド・The BONEZからバトルBGMとして1曲、「Nice to meet you」が提供されている。 本作のメインコンポーザーの石元氏とはかねてより交友があった様子。『すばらしきこのせかい』のアレンジアルバムにメンバーが参加していたりしていた。 その後『新すばらしきこのせかい』では、石元氏の楽曲を同バンドのボーカル・JESSEが歌い上げる形で再度のコラボレーションが実現した。 本作のネット広告における煽り文句が独特の文章であったため、今でもネタにされることがある。 その文面は「ティーダのコンボ、気持ちよすぎだろ!」「ラムザで、めっちゃ投石できる!」「えっ!ノクト使えんの!?」「ティナってこんなに美少女だったんだ!」「セフィロスの正宗、ながっ!」「スコールはやっぱ、ドローするのか!」など、どこかアピールポイントがズレており、独特な口調も相まって改変ネタなども一部で流行した。 クラウドに至っては当初「クラウドの超究武神破斬は、アツイ!」と技名を間違える始末。後に「超究武神覇斬」に訂正された。 2022年になって『ファイナルファンタジーX』のパーティメンバーの一人である「ワッカ」(※本作には登場しない)を盛大にいじり倒した合作MAD動画が瞬く間にニコニコ動画にて300万再生を突破するなど思わぬブームと風評被害を巻き起こし、ネットミームと化すという珍事が起きた。 特にこのMADにて、『FFX』繋がりで上記の本作の広告におけるティーダの謳い文句「ティーダのコンボ、気持ちよすぎだろ!(*10)」をもじった『コネクト』の部分は、その絶望的なまでに下品な歌詞から大きな話題となった。 FFファン以外の層からもSNS上などで多数言及される程の一大現象となっていたが、最終的にスクウェア・エニックスからの「著作権侵害」との申立により該当の動画は削除された。